ひまわりプロジェクト

ひまわりプロジェクト 委員長:青山 浩

CRC日本が福島のNPO法人シャロームと一緒に取り組むひまわりプロジェクトが、全国250カ所に大輪の花を咲かせています。
CRCひまわりプロジェクトは、東日本大震災および福島第一原発事故という人災を受け、2011年6月26日の総会に事務局提案として出され、発足しました。それは「ひまわりの種を送る」ことで、福島で暮らす人々の応援を通し、現地とプロジェクトに賛同する他都道府県の人々と共に、ひまわりの花をシンボルに「子どもの権利条約にもとづいた新しい社会をつくろう!」「そのための話し合いの場をそして人間関係を紡いで行こう!」という子どもの権利条約を根付かせる取り組みでした(『子どもの権利モニター』108・109=110・111号等参照)。早いもので、あれからすでに4年になります。
当初は、CRC会員の個人的なつながりを中心にして、福島県いわき市、郡山市、福島市に種や苗を送り、送り先を訪問しました。 そのひとつが、NPO法人・シャロームでした。シャロームは「障がいを持つ人も持たない人もその命を尊び存在を共に喜び合う」ことのできる社会を目指し、福島市で活動している団体です。当時シャロームでは、「ひまわりの種を配り、その種を回収して油にする」というすばらしい授産事業が、風評被害によって頓挫しつつあることに悩んでいました。そこで、訪問したDCI有志が、「それならば県外の人にひまわりを育ててくれるよう呼びかけ、種をシャロームに集めましょう。そして、ひまわりをシンボルにネットワークをつくり、逆にシャロームの力を借りて子どもの権利条約の理念を広めて行きましょう」と提案したのです。そして、「ひまわり種を管理するのは大変だ」という事務局員の負担を軽減するため、DCI日本杉並分室をつくり、CRCひまわりプロジェクトの拠点とすることにしました(『子どもの権利モニター』112号参照)。
その小さな取り組みは、今や九州から北海道まで250カ所に大輪のひまわりを咲かせるまでに広がりました。そして今年度の総会に向け、シャロームの方が中心になったCRC福島セクションへと結実しています。